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エルメス国際会議 2018

International Conference 2018
 

「女性の智慧が創る新しいキャプテンズ・オブ・インダストリー」(New captains of industry: women's wisdom,

leadership and breakthrough)

日時:2018年11月11日(日)13:30開場、14:00開会(〜17:00)

場所:学術総合センター一橋講堂・中会議場

   http://www.hit-u.ac.jp/hall/accessjp.html

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<プログラム>
14:00-14:10 オープニング

 後藤愛(国際交流基金アジアセンター文化事業第2チーム上級主任)


14:10-14:40 基調講演「一橋の女性たちのマドルスルー(How do we muddle through?)」

*日本語セッション
 山下裕子(一橋大学大学院経営管理研究科教授)

  【概要】ジェンダーギャップ指数が先進国で最低の日本。政治・経済分野での活躍の低さが足を引っ張っています。管理職比率を上げるのに貢献できそうな一橋の女性たちですが、大学での女子学生比率の急増に、卒業後の管理職比率上昇のスピードはついて行っていません。どうしたら私たちはリーダーシップを育てられるでしょうか?

14:40-15:25 講演「一橋卒業後のライフ・キャリアにみる男女格差(After Hitotsubashi University)」
 浅野浩美(1983社卒 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 雇用推進・研究部長)
  【概要】一橋の女性たちは、どのようにすれば今よりもさらに社会に貢献できるでしょうか? 一橋大学卒業生525名にアンケートを実施し、男女でライフ・キャリアに違いがあるか調べてみました。一橋卒の女性は、日本女性の中では力を発揮する機会に恵まれていると一般的に世間から思われていますが、家庭面も含め、男性とは差があることがわかりました。先輩からのメッセージも踏まえ、ギャップが生じる理由とそれを乗り越える方法を探ります。


15:25-15:40「一橋現役学生におけるワークライフバランス調査・報告」*日本語セッション
 如水エル(一橋女子学生の会)

15:40-16:00 休憩(ティータイム)


16:00-16:45 パネルディスカッション「海外の仲間と考える:マドルスルーからブレイクスルーへ  

  (Global panel: From muddle through to breakthrough)」*英語セッション(通訳はつきません)
 パネリスト: 
  ケイティ・メイザー (Katie Mather, カーギル ヨーロッパ・中東・アフリカ HRディレクター)
  フラン・マイヤー (Fran Maier, 創業者&CEO)

  江川雅子(一橋大学大学院経営管理研究科教授)
 モデレーター:

     海部美知  (1983社卒 ENOTECH Consulting CEO)

  【概要】日本より先行しているとはいえ、欧米でも女性リーダーは自然に出現したのではありません。それぞれにマドルスルーがあり、現在でも続いています。それぞれの職場や大学卒業生コミュニティで、女性リーダーを増やすための活動を続けてきた英・米のパネリストとともに、私たちがイニシアチブをとり、世界をよりよく変えていくために何ができるのか、議論します。

16:45-17:00  クロージング  

  クリスティーナ・アメージャン(Christina Ahmadjian, 一橋大学大学院経営管理研究科教授)

 

*プログラムのタイトル、詳細は若干変更可能性があります。

 

<登壇者プロフィール>   

後藤愛(国際交流基金アジアセンター 文化事業第2チーム 上級主任)

2003年一橋大学卒(国際関係論、ペンシルヴァニア大学留学)、国際交流基金入職、08年ハーバード大学教育学大学院教育学修士号(Ed.M)。欧州中東事業に従事、2010-11年産休・育休。2012-17年ジャカルタ事務所アシスタント・ディレクター。アジア9か国防災人材育成『HANDs!プロジェクト』企画。「ママでも海外赴任」などメディア掲載多数。2017年3月帰国、現職。家族は夫と8歳男子。

山下裕子(一橋大学大学院経営管理研究科教授)

1985年一橋大学社会学部卒業、1987年同商学研究科修士課程修了。1990年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を単位修得の上退学。1993年Wissenschaftszentrum Berlin 客員研究員、2004-6年プリンストン大学社会学部Visiting Fellow. 著書に『ブランディング・イン・チャイナ』(編著、東洋経済新報社)、『日本企業のマーケティング力』(共著、有斐閣)、『新興国の経済発展とメガシティ』(共編著、東京大学出版会)。一橋大学広報誌HQの創刊に携わり2003年より「一橋の女性たち」の連載を担当。

浅野浩美(独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 雇用推進・研究部長)

1961年生まれ。一橋大学社会学部卒。1983年労働省(当時)入省。主に、職業安定行政、職業能力開発行政に携わる。大阪レディス・ハローワーク所長、群馬県職業安定課長、厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室長などを経て、2016年より、現職。「65歳超雇用推進マニュアル」などを執筆。筑波大修士(経営学)、筑波大博士(システムズ・マネジメント)。

ケイティ・メイザー(Katie Mather, カーギル〔Cargill Agricultural Supply Chain〕ヨーロッパ・中東・アフリカ HRディレクター)

コダックのHR部門(英国、スイス、ベルギー)を経て、ジュネーブにて現職就任。コダックではKodak EMEA Women’s Networkを立ち上げ、コダックの価値観を体現し女性へのメンタリングに貢献したとして表彰を受ける。カーギル(ジュネーブ)の女性ネットワークの共同創設者でもある。オックスフォード大学・ニューカレッジ卒、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで Industrial Relationsおよび人材マネジメントのMBA取得。キャリアを通じてオックスフォード卒業生とのコンタクトを維持し続けている。4人の息子(うち一人は重度の知的障がいを持つ)の母であり、自身も乳がんを克服した経験を持つ。

 

 

フラン・マイヤー(Fran Maier, BabyQuip創業者・CEO)

赤ちゃん用品レンタルサービスのリーディングカンパニー、BabyQuip 創業者・CEO。インターネットビジネスの連続起業家として25年の経験を持つ。プライバシー保証マーク(trustmark)を発行するTRUSTe(現・TrustArc)の運営に10年以上携わった。Match.comの共同創業者・初代ゼネラルマネージャー。多くのスタートアップのアドバイザーを務める。元GE Capital Bank取締役。Women Corporate Directorsの現メンバー、Stanford Women on Boardsの元運営委員長。女性とアントレプレナーシップ、女性取締役についてなど、ビジネスと女性に関する幅広い分野で発言している。2016年にスタンフォード・ビジネススクールよりJerry I. Porras Latinoリーダーシップ・アワードを受賞。スタンフォード大学卒、および同MBA。サンフランシスコ在住、二人の息子を持つ母でもある。

 

江川雅子(一橋大学大学院経営管理研究科教授)

東京大学教養学部卒業。ハーバード・ビジネス・スクール修了(MBA)。一橋大学大学院商学研究科博士課程修了(商学博士)。1986年から2001年までニューヨーク及び東京にて外資系投資銀行勤務。ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長を経て、2009年より東京大学初の女性理事として、国際、広報、社会連携、産学連携担当。2015年より現職。現在、AGC(旧旭硝子)、東京海上ホールディングス、三井不動産の社外取締役も務める。

 

海部美知(ENOTECH Consulting CEO)

米国と日本のIT・新技術に関する経営戦略・パートナー戦略・事業開発を手がける。本田技研の海外営業担当を経て、NTT米国現地法人と、米モバイル通信ベンチャーで、いずれも事業開発を担当。1998年にENOTECH Consultingを設立。最近の著書『ビッグデータの覇者たち』(講談社現代新書、2013年)。スタンフォード大学MBA、一橋大学社会学部卒。Japan Society of Northern California理事。

 

 

 

クリスティーナ・アメージャン(Christina Ahmadjian, 一橋大学大学院経営管理研究科教授)

専門研究テーマは、比較コーポレート・ガバナンスや、日本のビジネスおよび経営。コロンビア大学ビジネス・スクール助教授を経て、2001年に一橋大学大学院国際企業戦略研究科の助教授、2004年に同教授、2010年に同研究科長、2012年より現職。三菱重工業株式会社、株式会社日本取引所グループ、住友電気工業株式会社の社外取締役を務める。


 

*登壇者は変更になる場合がございます。

 

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